共生・循環
僕の大好きなネイティブ・アメリカン(インディアン)には、
メディスンマンと呼ばれる人達がいる。
一般的には、シャーマンだとか、ヒーラーだとか言われている。
彼らは、自然界との調和、バランスをとても大切にしていて、
誰かが、病気や心に不調を訴えた時は、
祝詞をあげたり、施術したり、薬草を煎じて身体を治したりする。
それは、自然に還るという行為。
僕たち人間も、本来は自然の一部であることを、
近代社会の中にいると、忘れてしまう。
それ故、己と誰かを比較し、
悲しくなったり、辛くなったりする。
じゃぁ、自然界ってどうなのかな?って考える。
自然界は、お互いがお互いを支えあい、補いあい、
共生している。
地中深く根付いた植物は絡み合い、
土に含まれる栄養分を元に、すくすく育つ。
それらは時に、生き物の糧になり、
糞は、大地を肥やす。
「循環」
循環が、大切だね。
動物が酸素を吸って、二酸化炭素を吐くように。
植物が二酸化炭素をもとに、酸素をつくるように。
こうした、当たり前の自然的循環を、
共生していくということを、
もっともっと、味わっていきたいね。