(未定)

雑種的な感じで

人が、好きだ

大学1年の時、人生に絶望した。

それと同時に、人間に絶望した。
 
 
その時俺が悟ったのは、

 


「人に期待するな」
ということだった。
 
 
期待すると、裏切られる。
信頼すると、ダマされる。
信じられるのは、自分だけ。
そうすることで、人から傷つけられることは減ったけど、
とても、孤独だった。
 
 
あの頃の俺は、
常に心にバリアをはって、
踏み込もうとする人からは、
気付かれないようにフェードアウトし、
当たり障りのないようにと、
誰かと向き合うことは避けていた。
 
 
人間が、
汚くて、
醜くて、
嫌いだった。
 
 
 
あれから数年が経ち、
結果として、
騙したり、騙されたり、
傷つけたり、傷つけられたり、
沢山経験したけど、気付かされることも多かった。
 
 
人間は相変わらず、
気分屋で、自分勝手で、
人の気持ちなんて考えなく、
 
 
奪い合い、騙し合い、
平気で誰かを何かを傷つける生き物で、
愛がなんなのか分からなくなることもあるかもしれない。
 
 
だけど、それと同時に、
真剣で、利他的で、
相手のことをしっかりと考えていて、
 
 
分かち合い、手を取り合い、
お互いが繋がって癒やし合っていく生き物だと、
とても美しい愛で溢れていることを知った。
 
 

一人で生きていければと
孤独を感じながらも思っていた俺も、
 
 
”人と人との間” に確かな温かさを感じ、
それによって支えられ、癒やされていたことに気付く。
 
 
人間が嫌いだと、関わりを拒絶していた俺は、
ただの愛情に飢えた子どもで、
今では与えられていた愛の大きさに気付くことができ、
人を信じることができるようになった。
 
 
 
そして、そんな今だから、言える。
俺は、人が好きだ。
心から、人が大好きだ。
 
 
家族、友人、仲間はもちろん、
実際に会ったことはないけど繋がっている人、
さらに、目の前にいる全く知らない人にさえ、
愛情を感じる。
 
 
この世に生きていると、
汚いものばかり見えてしまいがちだけど、
目を凝らしてみると、
その人の持つ”愛”が見えてくる。
こんな素敵なものを、皆持っているんだと感動する。
 
 
そして、それによって、幸せを、感じる。
 
 
 
 
俺は、こうゆうことを、伝えていきたい。
バカにされたっていいし、
綺麗事だと思われても構わない。
宗教だと敬遠されても、
気持ち悪いと罵られても構わない。
 
 
与えられたものを、しっかりと還元していきたい。
俺が気付けて、救われたこと。
それを伝え、貰った愛を、渡していくこと。
 
 
誰かの心が、俺のその行為によって、
一人でも多くの人の心が癒やされて、
幸せになれるなら、
俺は、そうゆうことを、していきたい。f:id:tatsurooooo:20101120061120j:plain