(未定)

雑種的な感じで

在り方

先輩みたいな後輩が、在り方を変えようと思ったと話してくれた。
夢や目標、期限をつけてそこにいこうとしていたと。
でも、今は、在り方が定まったと。
 
〇〇さんみたいになりたい。
〇〇さんのようになりたい。
 
自分を信じるということとは、人格の成長でしかあり得ないと。
 
今までは、口だけだったという。
しかし、自分とは、等身大でしか無いという。
そして、経験して、考えて、気付いて、
口だけじゃなく変わった、という。
変わったと言われたと、いう。
とても穏やかに。
 
 
 
尊敬している方がいる。
その人の眼光はいつも鋭く、真剣だ。
時々、怖い、と思う。
本気で生きている人の目の前では嘘はつけない。
 
その人のことを思い浮かべてながら、
どうしたら、自分もそうなれるのか考えていた。
 
毎日続けていると、途中で気づく。
自分とその人は違うと。
自分には、自分のスタイルがあると。
自分には、自分の個性があり、自分の長所があると。
そして、考えるのを、やめようとした。
 
 
でも、今日、その後輩と話して気付かされた。
いや、気付いていたんだけど、また、振り戻された。
 
自分とその人は違う。
考えも違えば、興味や何かにかける思いも違う。
 
しかし、
 
自分がその人に憧れるのは、
「在り方」だと。
 
いつまでもどこまでも
人に対しても、自分に対しても、ストイックであることだけではない。
 
命を尊び、真剣に生きる、強さ。
その、「在り方」だ。
 
 
己の弱さを受け入れる強さというが、
己の弱さと、その人が養ってきた「在り方」を
人それぞれ違う、というような簡単な言葉で済ませてはいけない。
済ませたくない。
それは、単なる”逃げ”でしかない。
 
そもそも、俺が憧れたのは、尊敬したのは、
その「在り方」なのだから。
そこから、逃げてはいけない。
逃げたくない。
 
 
 
全く、できた後輩です。
素晴らしき、先輩です。
弱き、自分です。
 
 
誰よりも、逃げてはいけない人がいる。
いつも先を走って下さり、背中で魅せてくれる。
追いつきたい背中?
否、立ち向かいたい背中。
自分の弱さが、よく見える背中。
 
 
やなさん!
強くなりたいです。
自分に負けたくないです。
ご指導下さい。